住宅ローンの仕組み

住宅ローンでくれぐれも躓かないようにしましょう

そもそも住宅ローンとはどのようなものでしょうか?

住宅ローンの歴史と現在の実態

日本での住宅ローンは、1897年に始まったといわれています。その10年後ある鉄道会社の前身会社が、沿線の宅地開発を他社に先駆けて取り組んだ際に、主に大阪都心に通勤するサラリーマン向けに、頭金20%・10年ローンという現在の住宅ローンの原型ともいえるシステムを構築しました。
戦後高度成長と共に持ち家率が増加し、70年代には長期低金利の住宅ローンが広く浸透しました。
現在、全世帯の内の持ち家率は60%前後で、50年前からほほ同水準で推移していると言われています。また、全世帯の40%前後が住宅ローンを利用していると言われています。言い換えれば推定で、66%前後の住宅所有者が、住宅ローンを利用していることになります。
現在の住宅ローンの期間は概ね20年から35年、75歳から長くても80歳までに、完済するように設計されていますが、2世代リレー型など以前に比べてローンの形態は増えています。

住宅ローンに躓いてしまう割合

何らかの理由で住宅ローンが3ヶ月以上払えなくなる割合は、2%を少し超えています。またこの2%とは別に、3%を超える割合で、金利の減免・支払い猶予などを実施しています。
そしてこの合計5%少しの数字の中には、数字としてつかみ切れていない、ローンが払えずに住宅を売却してしまった場合は含まれていません。
また住宅ローン破綻の予備軍の割合はどのくらいでしょうか?これもはっきりした数字はつかめていませんが、一説には住宅ローン利用者の8組に1組、約12.5%と言われています。この破綻予備軍の割合は、頭金ゼロ(フルローン)・年収の5倍以上のローンを組んだ利用者の方が大きくなっています。
不動産業者・金融機関などにとって住宅ローンは大切な商品です。住宅ローン破綻などネガティブなデータは表に出にくくなっています。そして住宅ローンは企業に融資するよりもリスクの少ない、金融機関にとって安心な「仕組み」になっています。



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